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  • 執筆者の写真Miyamoto YURIKO

ひとりになると、途端に才能が消える

普段の仕事はチームで行う。

DTPデザイナーとか、ウェブデザイナーとか、イラストレーターとか、

プランナーとか、ディレクター、カメラマンとか。


幸い、わたしの周りは非常に優秀な人が多く、

出来上がったものは、いいなと思うし、毎回勉強になる。


しかし、だ。

私ひとりになると、途端に能力のスケールが狭くなる。

考えるに、デザインの才能がない。


wixでウェブサイト作るにあたって、異常に時間がかかっていたのはこのためである。


「もっとかっこよくできることは知っているけど、自分では追いつけない」


このギャップに「こんなデザインじゃない」

「こんな写真は違う」などとぶつぶつ言いながら制作を進めてきた。

数ヶ月後、やっと「時間をかけたところで才能の深い溝は埋められない」と気づく。

そして先日、諦めの境地でサイトを公開した次第。


なんでもそうだ、カメラの技術も。

あるいは文章だって。

「できないこと」ばかりが目につく。

できる人と、たくさん仕事をしたんだから、少しは上達してもいいはずなのに。


それでも、現時点の才能のまま、やっていくしかない。

まあ、本当にぼちぼち。

いろいろ、頑張っていきます。



写真は、先日撮影立ち会い先で出合った謎の虫。

昆虫と思っていたけど、写真をよく見ると足が7本。

片側1本の足は折れているので、蜘蛛であろうと思われる。

…こんな写真ばっかり撮っているから上達しないんだろうな…



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